Home » blog, 日記 » Blog article: アメリカの健康保険
Categories: blog, 日記

今日のワシントンポストの記事に、オバマ大統領が主張する医療保険制度改革(公的保険制度の導入)に関する支持率が上がってきた事が伝えられています。現在のアメリカには公的健康保険(日本のような公的健康保険)というものが存在しません。例外として、一部の人に緊急時だけ民間の保険がなくとも利用できる医療施設はありますが、一般の人はけがや病気に備えて毎月数万円の高い保険料を民間の保険会社に払っています。私も、実は一昨年盲腸になり、地元の病院に緊急入院し、手術しました。驚いたのは、退院後送られてきた病院の請求書を見た時です。なんとその請求額は、百万円を超えていました。しかし幸いにも、当時の勤務していた会社が加入していた保険会社の保険でほとんど全額カバーしてもらい、自己負担はほんのわずかでした。アメリカには民間の保険会社の保険料が高くて健康保険というものに入っていない方もたくさんいます。けがや病気の際に保険がなくて、手術や治療費の支払いができずに破産する人もいます。しかし、一方こうした現状でも、アメリカには、他人の医療費を負担するために税金が上がる事を猛烈に拒否する人々(お金持ち)もいて、オバマ大統領が掲げる医療保険制度改革は当初大変困難な政治課題だと言われてきました。私もアメリカに住んでいたときの同僚たちの意見の多くは公的医療保険制度の導入に反対でしたので、今日のニュースは驚きです。世界の最先端の医療が受けられるアメリカでは、お金持ちは、より質のよい医療サービスを受けられることは事実です。しかし、その一方でお金を持っていない人はほんとうにつらいのです。私は、アメリカ市民ではありませんが、この公的保険制度の導入に賛成です。
盲腸ごときで破産したらやりきれませんので。

blogへの感想などのコメントはこちらです。
お気軽にどうぞ。
教室へのお問い合わせ等はメールフォームよりお願いいたします。
コメントをどうぞ